フキダシなどに入れるセリフの文字やふりがなは、 出版者で写植を行うので、 えんぴつ書きのままにしておきます。 句読点は出版社によって付けるところ、 付けないところがあります。
ベタやトーンの上にセリフなど白抜きの文字を入れたい場合は、 その部分にトレーシングペーパーを当て、そこにえんぴつで描き込み、 原稿用紙にテープ、メンディングテープなどで貼りつけておきます。
セリフを入れる部分のことです。バルーンとも言います。 読みやすく、分かりやすくするために出来るだけ大きく描きましょう。 セリフが長いときは、フキダシを2つや3つに分けると読みやすくなります。 「ぶらさがり」と呼ばれる、コマの下側に接触するフキダシは見栄えが悪く、敬遠されがちです。
感情や声の大きさ、人物、擬音、ナレーションなどによって様々な形のフキダシを使い分けます。