持ち込み体験談 5

2003/10/20
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マクさん

03/07/07

二年くらい前に某少年漫画誌に持ち込みをしました。今考えるとすごくばかだったのですが、まだ出来上がっていないのに電話予約してしまって、徹夜したのですが、ぎりぎりコマにネームが書けなくて。
新幹線の中でやれると思ったのですが、新幹線は混んでいてとてもそこで漫画原稿ひろげるわけもいかず、編集社の裏で人目もはばからず急いで書きました。
そして、受け付けのお姉さんに持ち込みにきた旨を伝え、担当さんの名前を言うとその人がいらっしいました。若い男の人でした。
言われたことを簡単に整理すると
・基本的なことは描けているし風景もちゃんと描けている。
・登場人物が多すぎる。同じような奴はいらん。
・無駄なコマ(私の場合ギャグ)を消し、行動する際のエピソードなどを書き 行動に説得力をもたす。
・画は最初から、最後まで均等に。(慌ててかいたもんだから最後はすごく汚 くなってしまった)
あと少し「ここは意外性があっていい」「兵士なのにこの服じゃジャージだ」
など言われました。
それと、読者層を意識するようにと言われました。読者の中心は「小学生〜中学生の男」と。私は頭ではわかってはいましたが自分が大学生でもめちゃ読んでるし、友達も読んでいるので自分たちに合わせていた、と思いました。

ストーリーに関して作品が「魔法使いもの」だったのですがこれはもう世にあふれまくってますから、このネタで行こうとすると相当ののオリジナリティが必要になってくるので避けた方がよいと言われました。「魔法使いもの」にした時点でハンデらしいです。

持ち込みにいってよかったことは頭でわかっていてもなかなか実感できなかったことを目の前でアドバイスされることにより自分の作品を通じて本当に理解できたことでした。「んなもん、雑誌に載ってるアドバイスと同じじゃんよ」と思ってるあなた!やっぱり自分だけで、自分にの足で行って肌で感じるものってありますよ。地方なのに日帰りで帰っちゃいましたが(さんざん迷ったりしてつかれてしまい)いい経験だったと思います。ま、一回行ってうまくなったわけでは全然ないですが。えらそうにすいません。あれから作品を完成させてないのでこれからまたがんばります。私もここでみなさんの体験談を参考にさせていただいたので私のも参考にしていただけると嬉しいです。

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菜々さん

03/07/07

先日、集○社のりぼ○へ初めて持ち込みをして来ました。
返却時に希望すれば頂ける批評用紙だけでは、漠然とした言葉しか頂けず、
自分的にステップUPには中々繋がりにくいと考えてのことでしたが、
やはり直接持ち込みをして良かった、とつくづく思ってます。

月投稿の方だったのですが、締め切り間際に原稿が完成し、電話しまして、「明日か明後日でお願いしたいのですが」と伝えましたら、「それでは、明後日で」と、すんなり募集締め切り当日日にOKして頂けました。
そして、この掲示板を見る前だったのですが、行ってみれば、本当に場所が複雑でした(^_^;)
閑散としたビルの間に立っているので、思わず通り過ぎてしまいます(死)

中へ入り、受付の警備さんに持ち込みのことを伝えると、入館証を書くよう指示され、ビルの×Fにある会議室と言う名の小さな部屋へ行くよう、言われました。
そこで、5分弱待つと、電話で教えられた担当さんは都合が悪くなったとのことで、違う20代の男性の担当さんと、新人社員さんと言う若い女性の、二人が現れ、お二方に見て頂くことになりました。
初めに女性の方に読んで頂いている間に軽く漫画歴などを聞かれ、「何故り○んを選んだのか」「他社への投稿歴は」など聞かれ、り○んか、L誌で描きたいと伝えると、その理由も聞かれたりしました。
そして、男性担当さんにも原稿を読んで頂きます。
時間としては、5分、10分程度でしょうか。
表紙をまずじっくりと見て(これが中ページに比べ断然長く見られました)、中へと進み、見開きで見てから、批評に入ります。
今回、ファンタジーを描いたのですが、ファンタジーを描こうと言う意欲は良いけれど【ファンタジーにするだけの、必要性が重要】と言われました。
世界観など、ちゃんと読者に分かるように最低限の状況説明が必要であり、内容としても、別に地球のどっか、の話でも通用してしまうのでは、異次元ファンタジーの意味がないと。
そして、話の山場が無い、とも言われたりしました。
自分では作ったつもりだったのですが、『ここなのです』と説明しなければ分かって貰えないのでは意味が無いのだな、と思い、そのことは伝えませんでしたが。中々難しいですね。
そして、「ただ話が纏まっていても、読んだ後に何も残らないのでは駄目。
もしも、分厚い本に載った時に、あなたの話は、記憶に残らない」と厳しく言われたのですね。
後は、読者の入り易い設定を心がけた方が良かったり、中盤でどれだけ読者を裏切って行くかと言うのも大事だったりするそうです。
他には、主人公の自己満足になってしまうような話も、×だとか。
内に篭もる話は、読み手にフラストレーションが溜まるからだそうです。

絵の面では、「画面に負ける。」と言われました。
負ける??? と理解出来ずに居ると、雑誌は、一番最低の紙を使っているから、この微妙なトーンの表情は出ない、と指摘されたのです。
原稿で見ると綺麗なのだけれど、淡いトーンなどは、紙面に載るとキツいのだとか。
それは、初めて聞いたことだったので、かなり参考になりました!
なので、書き込める所は書き込む癖を付けた方が良いよ、と教えて頂き。
後は、り○ん向きの絵じゃないとも言われました。
白○社系の絵だね、と。
描きたいと言うのも、分かる、と言われてしまう程に;;;;
り○んでは、女の子の目が重要なようです。
そして、どちらかと言えば、話よりも絵を重視するとも言っておりました。
やはり、はったりが利く分だけ、インパクト勝負とのことで。
子供ウケする絵かどうか。これが、何より大きいのかもしれません。
事実、私の絵は、子供ウケする絵じゃない、白○社系、とかなり何度も言われたので;;

そして、「絵、話が100、30だったりすると、100を維持しつつ、30を伸ばして行けるんだけど、あなたの場合70、70なので、こちらもどう伸ばして行って良いか分からないんだよね」とも言われました。
悪い意味で完成してしまっているのだと。
なので、何か一つでも、「コレ!」と言うものがある人が欲しいのだと仰ってました。
荒削りでも、個性のある人が良いと。

それから、原稿の批評が終了して、質問は?と言われたので、こんな問いに答えて頂けるのだろうか、と思いながら、
「将来的な見込みはありますか?」
と、たった1回見て頂いた担当さんに尋ねてしまいました(爆)
そうすると、思ったよりも素早く「それは、少女漫画的に?り○ん的に?」と返され、両方と答えれば良かったのですが、思わず「り○ん的に」と答えましたら、「このままだったら厳しい。」と断言。
理由は、上に挙げた通り、絵が向いてない(り○んは、あごが丸めの方を好むらしい)のと、個性が無いとのことで。
ただ、ここに何か一つ加われば化けるかも、と言う、フォローも最後にチラリとだけ言って頂きました。

私は同人もやっていたりするので、話の流れでそのことを言ったりもしたのですが、商業誌との違いは、やはり、書き手の感覚の違い、だそうです。
同人は【読んでくれる人に読んで貰おう】だけれど、商業誌は【売れなければ意味がない】だから、自分、より、読み手への意識を強めなければならないと。
読み手が、この主人公になりたいと思うのか。共感出来るのか、面白いと思うか。

そういったことを、今回の持込では切々と教えて頂きました。
時間にして40分弱でしたが、大変ためになったと思います。
かなり丁寧に対応して下さいましたし、的確にも説明して下さったりしましたし。
後、鳥頭なので、言って頂いたことを忘れると嫌だと思い、許可を頂いて批評中全て音声を録音したのですが、それも良かったと思います。
大体は当然覚えていたのですが、後から聞き直してみるとまた、意欲が湧いて来たりして。負けず嫌いな方には、オススメの方法と思います(笑)
「そんな人初めて。」と担当さんに驚かれたりしましたが(笑)
回を重ねれば、ちゃんと過去の分も完全に記憶に残りますし、レベルUPには良いなと(*^-^*)

実際に行ってみて、次の漫画もぜひ持ち込み!!と思いました。
ただ、今回学んだのは、やっぱり、各社を回るべきだったり、一つの雑誌に固執するべきではないのかな?とか。
それでも、目指す所は変わりませんが。
長くて失礼しました。
皆様も漫画家へ向けて頑張りましょう!!!

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おこじょさん

03/07/05

この間集英社の週刊少年○ャンプに2度目の持込に行ってきました。

一回目の持込みから6ヶ月も経ってるのに私の事覚えててくださってて
嬉しかったです。
ギャグ漫画なのですが、凄く細かく指摘されました
「ここの所もう少し長くひっぱって、そしてここのオチをもっとこうして・・・」
などなど。
もうだんだん何を言ってるのか聞き取れなくなってきて
「難しいですねー;」と言ったら、
「ギャグはストーリーより難しいからね」と言われました。

「今回の漫画はキツイ事言うけど100%ダメだね
でも絵もこれだけ描けてるし、次からはネームでいいよ」
「ここん所と、こうゆうのを直せば 賞は取れるよ」
と言われました。

なんとか、道が開けてきたっぽいです。
でもクリアしなくてはならない課題の壁は大きく
困難を極めていますけど大丈夫。
へのカッパ。

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ひつじさん

03/06/29

過去2回ほど集英社の少年ジャンプに持ち込みました。
その都度編集者の方に注意された点を書くと…。

原稿に一番大切なのは「丁寧さ」です。
いくら絵が上手くて話作りの上手い人でも、これがなければかなり酷評されます。
特にスピードばかり意識して、下書きや仕上げに妥協する場合。
これは最も嫌われます。

やっぱり商業誌にのせる以上、マンガは「商品」な分けっすから。
下書きや背景はいうまでもなく、細かい影から模様のつけ方についても、キッチリ丁寧にやらなければ、子供のラクガキと同じです。
「このキャラのポーズは描けないから得意なこれで良いだろう。ここの背景は確かこんな感じだったかな」なんてマンガじゃ、人はお金を払ってまで読みたいとは思いません。
ベタ塗りは一ミリだってはみ出さない。集中線やスピード線はきっちり定規を使って引く。間違ってインクがたれたらすぐ修正。
形の分からないポーズや背景はキッチリ資料を見て描く。

いろいろと細かいことですが、この辺からキッチリしていかないと一向に編集者の方は振り向いてくれません。読者についてもしかり。
特に志望者のうちは画力よりもこの「速さより丁寧さ」「マンガに時間をかけて描く」ことを大事にした方が良いと思います。
プロの世界には「締め切り」がありますが、アマのうちにはあまりそれがないのだから。
雑な原稿を何本も描き上げて速さばかり競っても、根本的には全く成長できないでしょう。
最初から最後まで、商業誌と同じぐらい丁寧な原稿が描けて、始めてそれを速くしていけるんじゃないでしょうか。

ただ、ここに書いたことはあくまで自分の場合においてであって、人によってはまた違った意見を言われたりもするでしょう。
マンガは何本も書き上げれば確実に上達はします。
でも、それだけじゃダメなことを編集者の方はたくさんしっています。

地方在住者にとって遠い東京(自分も関西在住です)。それでもなんとか編集者の方に原稿を見てもらう努力、これをすることが大事なんじゃないでしょうか。

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さりさん

03/06/16

始めまして。私は某少女雑誌に持ち込みをしました。1回目は大体20頁でした。それで20分位前にロビーで編集さんが来るのを待ってた所、初めてなのかもの凄く緊張してしまい、昼間なのに薄暗いロビーの中1人で固まって立ってた所編集さんが来て、「さりさんですね?緊張せずに座って下さい。」って凄く和み有る口調で原稿を渡し、見てる間私はあーあのコマあーすれば良かった。とか色々考えてたら編集さんの批評が始まりました。「ストーリーが全然分からない」とか「話が理屈っぽく感じる」とか「デッサンが未だ」等。。。でもかなり勉強に成り、半年後又、同じ会社へ行きましたら違う編集さんだったので「何か悪い予感が・・・」と思ったら、それが的中してしまい、「全然漫画に成ってないよ。」とか「背景がもの凄く甘いんだよね。」とか、ぼろくそに言われました。55分位ですね。

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ヘヴンさん

03/06/04

 昔、講談社に持ち込みしていた事があります。私は少年マガジンでデビューを目指してましたが、

   *毎回50枚描かなければならない。
   *最低二人はキャラ立てをきっちりやらなければならない。
   *読者の目に止まる様なアイデアを必ず作品に入れなければならない。

 これがきつくて講談社を去りました。マガジンの場合、月間モノと半期モノと二つ賞がありますが、月間で入賞しても担当がつくだけでデビューできません。半期モノの新人賞で入賞しない限りデビューはできないのです。5本作品を描きましたが、奨励賞に引っ掛かるだけで悶々と日々が続き、あの頃はボロボロでした。今、冷静に自分の作品を振り返ると画力が足りないのは当然でしたが、

   *読者層と作品の雰囲気が合っているのか?
   *自分が本当に描きたいモノは何なのか?
   *自分の個性(読者を引き付ける武器)を把握してるか?
   *主人公は精神的に子供でなければならない!
 
 これらをちゃんと認識してなかった気がします。画力なんてPCのTOOLで補えるンだからヘタだからってヘコむ事はないですよ皆さん。それよりも上の4つは自分なりに噛み砕いて把握する事をお勧めします。あとは担当編集者と相性(感性)が合うか否か・・・これは運ですね。相性が合わないと感じたら速攻で持ち込み先を変えた方が良いかも・・・

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AIさん

03/06/01

5月半ばに、白●社に持ち込みに行きました。
初めての持ち込み…というか、投稿すらしたことなかったのでとても緊張しました…。(それでイキナリ持ち込み予約を入れる自分も自分だと後々思ったのですが)
想像していたより綺麗なビルで、ロビーには白●社さん発行の雑誌や漫画、イラストが展示されていました。
私が見てもらった日が曇天だったせいか、日中でもロビーが薄暗く、原稿を見るんだから電気とかつけないのかななんて思いました。
(途中で受付けの方が気付かれて電気を付けて下さいました)

編集の方がみえて、かるく挨拶をした後に「お暇でしょうから見ててください」と雑誌をわたされました。
まだ世間に出回っていない新刊を見せていただいたので、ちょっと得したような、嬉しいなと思いつつ、雑誌の漫画スクールの結果だけ目を通して、あとはチラチラと私の原稿を読んでくださっている編集さんを見ていました。
今回見ていただいた原稿は、スクール用でも大賞用でもなく、個人的にどのくらい自分が描けているのかと、その雑誌のカラーに合っているかどうかを見てもらいたくて持ち込みしたので、頁数も半端な34頁でした。
編集さんは見開きで見てらっしゃいました。

今回の漫画を描き終えた時点で、この漫画に対して「ここは良くないかもしれない」と思う部分をメモしておいたのですが、その自分で良くないかもと思ってた部分をすべて指摘されて、「ああやっぱり」と納得できました。
ただ、悪いと思っていても、その改善方法(例えば、小道具の説明はどのくらい必要なのか、キャラの心情はどのくらい描いたらクドくならないか)等が解らなかったことに対してもプロの目線で、どうしたらいいというのを教えていただけました。
今回持ち込んだ原稿では、説明やモノローグが多すぎたようで、肝心のエピソードが頁数に見合ってなく、編集の方に16頁で済む内容と言われました。
今になってみれば、本当にそうだ と思います。
あの原稿を描いてた時は、小道具やキャラの心情に拘りすぎていました。
(それがアダになり、淡々としてしまった…と)
それでも、小道具の使い方は良いと言われました。ちょっと救われました…。

他にも、セリフのコマはもうちょっと大きく、と指摘されました。
絵に関しては、デッサンや背景、キャラの描き分け、線の強弱はOK。コマ割も問題無かったみたいです。
(でも、今まで20年とちょっと生きてて、絵しか描いてなかったので、ここで絵でも問題あると言われたら本気で漫画家諦めようと思っていました…)

結局、今回は自分で悪い部分に気付くことができたし、なにもそれを投稿することはないと思ったのでこの漫画は押入れにしまっとくことにしました。

持ち込みして思ったのは、気になる事や思ってる事はあらかじめメモっておいたほうが良いかもしれません。(緊張して、いざという時に出てこなくなっちゃう事もあると思いますので…)
また、「読んでて疲れる。重苦しい。肩がこるかんじ」など率直に意見や感想を言ってくださるので、人によってはキツく聞こえることもあるんじゃないかなあと思いました。
(そのほうが分かり易くて有り難いと思う人と、凹んでしまう人といるかもしれませんが)
でも、友達や家族に見てもらうのと違って、第三者(しかもプロ)からの裏表無い意見は凄く貴重だと思うので、次回は自分で納得できる漫画を描いて、また同じ出版社さんに持ち込んでみようと思います。

長文失礼しました…。

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はなさん

03/05/29

はじめまして
この間ずっと漫画を描いていない
こんなことではいけないと
一ヶ月で4作品描いて6社持ち込みに
行ってきました
どこでもえがとにかく下手だから
といわれました
流された感じです
でも運良く特別に持ち込みにきてくれたから
うちは本当は批評がつかないけれど
投稿したら批評をしてあげるという
やさしい編集さんにあったり
別の編集部
無理やりでいかにも実力のない私にかまうのが
いやそうでしたがまた三ヵ月後にレベルが
あがってるか見てくださるという
方もいました
じぶんでも三年前に白戦車に持込をしたとき
さんざん絵をだめだしされてぼろぼろでしたのですが
今回もだめでした
一からやり直すためいろんな本も買ってこれから
3ヶ月レベルアップに努めたいと思います
その中で少年G報社の泡ーズにもちこみに行ったときです
ものすごく馬鹿にされました
はっきり鼻で笑われて自分でわからないのと
欠点をあざけられました
実力がないとはこういう扱いを受けるのかと
すごくショックで一日ぼーっとしてしまいました
絶対絵を上手くしてレベルアップを図って
そのなんとか対応していただけた会社に
送りたいと思いますが
ひどい扱いを受けた
泡ーズでは見返してやりたいと思う反面
二度と係わり合いになりたくないと思います
実は専門学校に行ってプロの特別講師の方に
あなたは絵は大丈夫だと言われていたので
安心していたのですが現実は甘くなかったようです
3ヶ月とにかくがんばりたいと思います。

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しおんさん HOME

03/05/27

僕は投稿する前は絶対持ち込みにいくんですが
(某有名少年誌です。)だいたいストーリーマンガなので45Pを
目安にいつも描いています。
1作品ずつ話の内容はまるっきり変えて描いてます。
だから同じ内容。キャラ。などなど毎回一新しています。
一番最初に持っていった時は次回はネームを描いてみて。と言われて
一度ネームを31Pでまとめていってみましたが イマイチな批評だったので
まるっきり違う作品を今度は原稿に書いていきました。
そこまでは普通にいいんですけど 実際描くとなると書き上げるのにそれなりに時間が
かかるんで ネームの評価が良い。そして原稿に書く方がだんどりはいいような気もするんです。
新人なので話作りなど 他人が面白いと思うか(特に編集側の人が)わからないとこもあるので
実際ネームで描いていくべきなのか、完成原稿を随時持っていってるのか
人それぞれでしょうが その点が気にもなります。

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シロザキさん HOME

03/05/23

先日、初めて持ち込みに行ってきました。
こちらでは噂になってるご様子の白○社さんの少女誌2誌です。
1時と2時にそれぞれLさんと花さんに見て頂いて来ました。

建物は噂以上に小柄(?)なかんじで、入ってすぐのロビーに4人がけの机が二つあり、そこで原稿を見ていただくのですが、入って来る人や受付の方皆さんに批評や会話は聞こえちゃったと思います(笑)

Lさんの方は、とても若くて丁寧な編集さんで「原稿拝見している間、読んで待っていてください」とLをもって来てくださいましたが、それどころではなく編集さんの様子をじっと見つめてました。1回目は普通に読んで、2回目は良いページと悪いページに訳ながら読んで、3回目はメモをとりながら読んで、いよいよ批評です。
とにかく最初の時間設定の説明が悪い事や、設定も必要なものをより分けて、単独のセリフ(長めのセリフの中に入れると読み流されてしまうから)や大きめの絵でしっかり入れる事、原稿が白いなど色々教えて頂きました。
批評が15分くらいでその後は質問タイム。前回の欠点がどうなっているか、や失礼ながらLさんと花さんでどちらがあっているかなどもお聞きしたのですが、とても丁寧に答えてくださいました。全部で30分位だったと思います。ネームは人に見てもらった方が良いですか?という質問の途中では「暇な時ならみてもいいですよ」と名刺も頂き、なんて親切な雑誌なんだろうと感激しました。

2時からはHさん。編集さんがくるまでもう一方きてらした持ち込みの方とちょっとお話してました(笑)お互い遠くからきてたので勝手に親近感。(…すみません、もしかしたら下に書いてらっしゃるあやせさんがお会いした方かも…。5月14日の2時なんですが)そうこうしているうちにTシャツの普通のお兄さんっぽい編集さんがいらして(Lさんもですが、編集さんが凄く若いです)批評になりました。
Lさんと違って一回読むとすぐ批評で、やはり時間の説明や画面の白さなど言われました。また「こうしても良かったんじゃないか」というのも教えて頂け、自分には思いつかない事だったので「ああ!!」とか思ったり。そしてやっぱりペンに慣れてない事を指摘されました。とにかくペンになれることが何よりの目標みたいです。
また質問タイムで絵柄や白さはどうすれば良いか、批評はきにし過ぎない事、あってる雑誌などお話しました。「しばらくは好きな雑誌に投稿して、駄目なら少年誌いってみたら?」とのコメントは笑って良いのか分からなかったです(笑)こちらは35分くらいでした。

お二人ともとても話しやすくて、それに的確で、行って良かったなと思いました。確かに欠点を多く言われますけどそれを言ってもらえないと仕方ないし、噂より全然良い感じでしたよ。
また機会があったら行って来ようと思います。


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