PaintsChainerとは
PaintsChainerは、人工知能(AI)で線画を自動着色するWebツールです!
URL: http://paintschainer.preferred.tech/
※このサービスはツールの「デモ」という位置づけです。プログラムのソースコードが公開されているため、
要件を満たすサーバ環境でインストールすることが可能です。
Chainerは、Preferred Networksが開発したニューラルネットワークを実装するためのライブラリです。
PaintsChainerの使い方
白黒の線画だけの画像をアップして「Colorize」ボタンを押すだけです\(^o^)/
線画
SNSイベントでご投稿い頂いたトップ絵です
着色後
非常に複雑な線画ですが、なんとなくイイ感じで自動着色されました!
PaintsChainerで色指定
ツールバーから色を選んで「ヒント」を与えることもできます。
ポツポツと点を打ったり、線をざっくり描くだけでOK!
線画+ヒント
着色後
ヒント通りに着色されました。着色時間1、2分です!
まだ微妙な部分はありますが、後はヒントを与える人間のセンス次第かと思われます\(^o^)/
PaintsChainerのスゴイところ
線を閉じる必要なし!
Photoshop等のソフトでは、バケツツールで着色する際、線が閉じている(隙間がない)ことが常識でした。 しかし、PaintsChainerならほとんど関係ありません!とにかく自動でイイ感じに着色することができます。 チマチマと線を閉じたり、丁寧にマスクを作成していたのは何だったんでしょうか...
色指定が超簡単!
点を打つだけ、点を打つだけです!
点を、打つだけです\(^o^)/
学習する!
そしてAIのスゴイところが、「学習」するということです。
キャラクターの色指定を学習すれば、以降同じキャラは同じように自動着色する、といったことも可能になります。
※学習するためにはトレーニングが必要なようです。
ソースコードが公開されている!
そんなツールが無料で、しかもソースコードが公開されていることで、急速に開発が進み、普及することが考えられます。
と、なると...
特別なソフトの知識がなくても、瞬時に、誰でも簡単に、人間でなくても、着色できるようになります。
漫画のカラー原稿もAIが、アニメーション制作もAIが行う時代が来て、
漫画家のアシスタントやアニメーターの仕事がAIに奪われることになるかもしれません(´・ω・`)
関連リンク
更新:2017年2月14日