パースとは
パース(perspective、透視図法、遠近図法)とは、 遠近感を表現するために使われる技法です。 目の位置となる地平線(地面と空の境目)と消点(集中点)をとり、線を引きます。 消点が1つだと1点パース、2つだと2点パース、3つだと3点パースとなります。
パースの描き方
立方体
サンプルの図は全部立方体のつもりです。
1点パース
2点パース
3点パース
見え方
逆遠近法
遠い物を大きく描き、手前にある物を小さく描いたり、 画面の奥に向かって集中すべき線を逆に拡散する技法です。 通常の透視図法とは逆になり、面白い画になります。
投影図法
投影図法とは
立体物を平面上に描く図法です。線が平行になります。透視図法とは全く異なります。
等角投影図
パースの変形
歪み
カメラの歪み度合の高い広角レンズで見たように描く方法もあります。 直線的ではなく、曲線的な画になり、独特の雰囲気が出たり、 画角が広くなって多くのものを書き込めたりできます。
魚眼
カメラの魚眼レンズで見たように描くと球面のような画になります。 実際の魚眼レンズは約180度の画角があります。 Photoshopなどのソフトで再現することもできます。
更新:2015年4月29日