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最近、某週刊誌の作家さんのところでアシスタントを始めた者です。

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アシスタント体験談

女さん 03/06/01

 最近、某週刊誌の作家さんのところでアシスタントを始めた者です。私も同じ雑誌の漫画家を目指しています。  仕事はほとんどMacなのですが、私はパソコンなどろくに触ったこともなく、漫画描き始めたのもここ一年くらいなのによく採用されたもんだと自分でびっくりです。大学が一応美術系で、一度投稿で奨励賞を頂いたのが理由ではないかと思いますが。
 他のアシスタント希望者の原稿をちらっと見せて頂く機会があったのですが(いいのかな)、不採用の人は皆原稿が汚くてテキトーに描いてる感じでした。原稿だけでなく履歴書までも。やっぱり仕事なので丁寧さを見せた方がいいですね。手抜きはバレますよ。下手でも丁寧に描いておいて良かったー、とつくづく感じるこの頃。あ、丁寧さも大事ですけど早さももちろん大事ですよ。
 毎週毎週仕事だけで時間が過ぎていきます。自分の漫画を描く時間がろくになくて大変なのですが、少ない時間で何とか描けるようにがんばってます。大半の人はこのままずるずるアシスタントを続けて年食って消えて行っちゃうようなので、それだけは避けようと必死です。年のいった新人は表向き賞は出すけど育てない、という暗黙の了解が若い人向けの雑誌には存在するらしいですよ。恐ろしい。基本的に私は土日が休みなのですが、出版社も土日が休みなのですれ違う生活。担当さんは、編集部にネーム持って来る暇がなかったらFAXでもいいし、と言ってくれてるので明日あたり送るつもり。さあ今からネーム描かなきゃ。ふう。ネタが出てこないよ。
 私みたいな立場の人間がこの世にゴマンといるはずなので、その中で生き残ろうと思ったら生半可な努力(と個性)じゃだめですね。根性見せないとすぐ見捨てられるようですし。
 今漫画家目指してる人々へ、思いついたら即投稿、即持ち込みですよ。怖がって迷ってるのはそれだけ時間の無駄無駄!痛いこと言われるのも精神修行です。漫画の恥はかき捨てだ!さぼってる間にライバルに先を越されるぞー!
 (かといって学校行かなかったり、働かないのも考えものですよ。漫画家になれても食べていけるわけではないですし。保険はあった方が精神的に余裕がでるのでは。ずるい行為ではないですよ。人生捨てると編集部の人にも心配されるしね。まじで。)

更新:2015年4月10日