た行

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大団円 (だいだんえん)

最終回の場面のこと。ハッピーエンドの場合を指す。

第四の壁 (だいよんのかべ)

フィクションの世界と、読者の現実世界との境界のこと。演出技法。 フィクションの中のキャラクター自身がフィクションであることを自覚した場合、 またはフィクションの中のキャラクターが読者に語りかける場合などを、第四の壁を破るという。

タチオトシ (たちおとし)

原稿の下側にタチキリをすること。

タチカワ (たちかわ)

タチカワ株式会社。広場の人気投票3位のペン先メーカー。文具メーカー。

タチキリ (たちきり)

タチキリ 原稿用紙の外側まで描くこと。より大きなコマをとることができる。 印刷範囲いっぱいまで印刷されるため、塗り残しのが出ないよう、紙の端までしっかりと描く必要がある。 セリフはタチキリ位置に描くことは避ける。


 

タッチ (たっち)

強弱をつけてペン入れをすること。イリとヌキがうまくいくとタッチがつく。

タブレット (たぶれっと)

ペン型マウスのこと。ペンタブレット。USBなどでパソコンに接続する。手描き感覚でタッチも表現することができる。

著作権 (ちょさくけん)

著作者が自己の著作物の複製・発刊・翻訳・興行・上映・放送などに関し、 独占的に支配し利益をうける排他的な権利のこと。著作権法によって保護される。 日本では著作者の死後50年間まで有効。

つかみ (つかみ)

物語の一番初めの導入部分のこと。読者をつかむようなインパクトが必要となる。

束見本 (つかみほん)

雑誌などで、紙質やサイズを確認するために、 実際の仕上がりと同じ材質、ページ数で製本した見本のこと。 中身は白紙。

つけペン (つけぺん)

つけペン ペン先にインクを付けながら描画するペンのこと。ペン先をペン軸につけて使用する。 Gペン、カブラペン、丸ペンなどがあり、用途によって使い分ける。 様々なタッチを表現でき、独特の雰囲気を出せるため、漫画制作では一般的に使用される。コミックペンとも言う。


 

ツヤベタ (つやべた)

反射光を表現するベタのこと。全体をベタで塗ってから、ホワイトで白く描く。 大まかな部分は墨汁や面相筆を使用し、細かい部分はGペンなどで表現する。

ツンデレ (つんでれ)

キャラクターの形容語のひとつ。ツンツンデレデレの略。 普段はツンツンとしているが、まれにデレデレした態度をとる、 または好意を持った人物に対してデレデレしないよう意識してツンツンした態度をとる性格、様子のこと。 精神的に病んだ状態で愛情を表現するヤンデレなどもある。

ディストピア (でぃすとぴあ)

ディストピア(Dystopia)は、理想郷ユートピアの正反対の社会のこと。 基本的な人権を抑圧するという社会として描かれることが多い。作品ジャンル。

DIC (でぃっく)

DIC(旧大日本インキ化学工業)または、同社が出版する色見本長DICカラーガイドのこと。 DICカラーガイドは色あわせのために印刷業界で広く利用されている。 DICカラーガイド(643色、1~654番、欠番あり)、DICカラーガイド PART2(637色、2001~2638番、欠番あり)、 日本の伝統色(300色、N-701~N-1000番)などがある。

DTP (でぃーてぃーぴー)

デスクトップパブリッシング(Desktoppublishing)の略。 出版物の編集をコンピュータで行うシステムのこと。 以前は全てアナログ作業だったものが、近年は全てデジタルで行うことができるようになった。 漫画においても、漫画家の原稿制作から出版社の製版までデジタル化が進んでいる。

画像処理ソフトとしてIllustrator、Photoshop、組版ソフトとしてQuarkXPress、InDesignなどが使用される。

TIFF (てぃふ)

TIFF(Tagged Image File Format)は、ラスター画像ファイルフォーマット。 圧縮率が高く、画像の劣化も少ないため、DTPで広く利用される。CMYKにも対応している。

デザインカッター (でざいんかったー)

ペン型のカッター。トーンを削る時などに使用する。30度刃と45度刃がある。

デビュー (でびゅー)

自分の漫画が初めて商業雑誌に掲載されること。プロデビュー。

デフォルメ (でふぉるめ)

わざとデッサンを崩して描くこと。

テーマ (てーま)

作品をとおして、作者が訴えたいこと。問題に対する見解や結論。 作者が一番描きたいところ、読者に読ませたいところでもある。 作品の基本コンセプトとなる。

デリーター (でりーたー)

デリーター スクリーントーンを豊富に発売する文具メーカー。DELETER。母体はエスイー株式会社。


 

点描 (てんびょう)

点描 効果のひとつ。点またはごく軽いタッチで描く画法。Gペンでも綺麗に描くことができる。


 

同人誌 (どうじんし)

同好の仲間で集まって自らが作成、発行する雑誌や漫画のこと。 コミックマーケットなどの同人誌即売会で配布、売買される。 主にはアマチュア作家だが、プロ漫画家が参加することもある。 また、同人誌作家からプロ漫画家になる場合もある。

ト書き (とかき)

脚本において、セリフ以外の部分のこと。

ドクターマーチン (どくたーまーちん)

インクのブランド名。種類が豊富で高価。

投稿 (とうこう)

新人漫画賞などに自分の漫画を応募する事。原稿用紙を郵送する。 地方在住で出版社へ直接持ち込みができない場合に有効な売り込み方法。

トキワ荘 (ときわそう)

かつて著名漫画家が入居していたアパート。 手塚治虫、石ノ森章太郎、赤塚不二夫、藤子不二雄などがここから有名になっていった。

トビラ (とびら)

作品タイトルの入るページのこと。トビラに描く絵は扉絵と言う。

トランサー (とらんさー)

スクリーントーンをこする道具。

トリックスター (とりっくすたー)

敵か味方かも分からない謎めいたキャラクターのこと。

トリムスケール (とりむすけーる)

複合型の定規。分度器、コンパス、雲形定規、波線定規などがセットになっている。

トレーシングペーパー (とれーしんぐぺーぱー)

非常に薄い紙。トレースをするときや、白ヌキの文字を指定するときに使用する。略してトレペ。

トレス台 (とれすだい)

蛍光灯が入っている台。下絵や背景などを原稿にトレースする際に使用する。 LEDによる薄型のものもある。トレース台、トレースボックス、ライトボックスとも。

どんでん返し (どんでんがえし)

読者の予想を大きく裏切ったり、ストーリーを大きく覆したりするような結末のこと。オチの典型のひとつ。

トンボ (とんぼ)

トンボ 印刷範囲の目安となる印のこと。トリムスケールとも言う。 漫画専用の原稿用紙にはあらかじめ印刷されている。 デジタルデータの場合、CMYK各版にトンボが必要。


 

出典:Wikipedia GNU Free Documentation License

更新:2015年4月10日