持ち込み体験談
ともさん 漫画を完成させ、週刊少年マガジン編集部へ持っていった時の事です。 千代田区護国寺駅を降りて6番出口すぐに講談社があります。 何回か持ち込んでいて、勝手はわかっていたのですんなり16FへGO・w・ エレベーターおりたらすぐそこは編集部! 今はフェアリーテイルのポスターがめっさ貼られているのですぐわかります^^ で、なんかみんな忙しそうに仕事をしていて、ほとんどの編集さんがデスクに向かって作業をしている光景がずらり! 「うわぁ・・・声かけずれえええええ・・・・」 とか思ってたたずんでいると優しい編集さんがだいたい声をかけてくれますw 編集A「どうかなさいましたか?^^」(お前は誰だ?) とw ここでアポ内容を言って奥の待合室に通してもらう。(最近はもうスルーして無言で待合室に行って座って待ってるけどw) そこで待ち合わせしていた編集さんが来て対談開始w(だいたい10分くらい待たされるwww) 漫画を見てもらい、いよいよ編集が口を開く。 まず好感がいいと年齢や住所はどのへんなのか、なぜマガジンに持ってきたのか?、どんな漫画が好きなのか?どんな漫画を描いていきたいのか?などなどを聞かれます。 そして漫画の感想→アドバイスといった手順 緊張しまくって手汗やばくなります覚悟w 「はい、ではまず・・・"他人のホームビデオを作るな"っていつも持ち込んでくる子達に言ってるんだけどね!」 はぁ・・・ 「他人のホームビデオほど面白くないものはないでしょ?どこを見どころにしていいかわからないじゃん?ましてや出てくる人物は全員知らないわけだから説明ほしいじゃん?」 そうですね! 「んなもんで、"ドキュメント"を描いてほしいんだ、まぁ君はそこんとこできてたからいいけども・・・」 はぁ、ありがとうございます 「うん、別に褒めてないけどね、でもこの女の子キャラは可愛いね^^」 は!?といいますと・・・!? 「うーん、男の子がね~・・・男の子描くの苦手?」 え、いやぁ苦手ではないしむしろ女の子を描くのが苦手だったのでずっと女の子練習していまして・・・ 「そうか、いつのまにか男の子よりうまくなっていたんだね」 「全体的に絵をもっと、全てのコマのキャラを手を抜かずに描こう!」 はい! 「つまり、バランスの事なんだわ、絵がうまい下手とか、可愛い可愛くないは全てバランスが良いか悪いかなんだよ、絵って」 (そうなのか・・・) 「絵の練習はどんな事をしているの?」←【絶対聞かれます】 はぁ、ぼくはオリジナルキャラクターを考えてキャラを描いたり、風景などを写真に撮って見て描いたりしていますね~ 「うん、それもいいけど、漫画の"顔"は"キャラ"だからね、キャラを練習して!そんで、"模写"して!好きな漫画は何?」←【絵の練習は模写をしろ!絶対言われます】 ええと~。oO(ワンピースとか言ったらダメだよな・・・ここはマガジンだしやっぱりフェアリーテイルとかはじめの一歩とか言うべきか・・・) 「例えばさ、ワンピースとかドラゴンボールとか!」 。oO(!!編集自ら集英社の漫画タイトルゆうとるし!!wwwww) あ、はい、ワンピーススキデスw 「うん、じゃあワンピースの絵を模写してみて!」 あ、はいw 「あのね、模写はそっくりそのまま見て写す事なんだけど、描き方がわかってくるから、バランスがよくなって、それが自分の絵柄と混ざってうまくなっていくんだ」 ほーほー@@ 「だから、ワンピースだろうがなんだろうが"絵をパクれ"って言ってるんじゃなく、プロの漫画家さんの"絵の描き方"を学んで!」 はい!!(なんか説得力あるなー@@) 「じゃ、次ね、君のキャラ良いんだけど、このキャラ、もしグッズ化されたりフィギュア化されたとして、自分で欲しいと思うかい?」 え・・・。oO(グッズ化!?)いやぁ・・・ 「そうなった時に欲しいと思うような魅力がキャラに欲しいな!だからそのへんも考えてキャラ作りしてね^^」 あ、はい!(なるほど!@@キャラをそういった視点から見てるのか編集は!) 「と、当面の君の武器は"女の子"だね!男の子はよく研究してみて!」 はい! 「ま、そんなところかな^^じゃ、○○○賞に出しておきますね、原稿をお預かりします!結果は早くて一ヵ月ぅ~・・・二・・・ヵ月後くらいかなぁ・・・?まぁまたこちらからその旨もお伝えする為に連絡しますよ^^」 はい! といった感じでアドバイスをもらい、編集部を後にします。 基本的には褒めたりしないようですが自分の場合は"女の子"がよかったらしく褒められました! みなさんも持ち込みに行くときは、『すごく緊張するんで』飲み物(喉が渇くので)・ハンカチ(手汗やばくなるのでw)など忘れずにwwwww
更新:2015年4月10日