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ジャンプSQとサンデーに持ち込みました

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持ち込み体験談

電柱さん

先日31ページほどの短編を持ち込みに行きました。
初めて体験する人向けに、初めから説明します。

原稿が仕上がったらまず、サイトに掲載されている電話番号に電話をします。
なるべく迷惑のかからないよう、その雑誌の刊行前は避けたほうがいいと思います。
緊張すると思いますが、すんなり都合のいい時間を予約できます。

持ち込み当日。普段着でいいです。
遅刻は厳禁です。しっかり場所を確認して、行きます。
ものすごく入りづらいです。入り口には警備員もいますし、内装が綺麗な場所です。
おそらく電話で指示されたと思いますが、受付に行って持ち込みの旨伝えます。紙に名前やアポの確認等記入させられました。
聞きたいことは事前にメモをしておきましょう。当日、確実に忘れます。

で、待つ場所を指示され、原稿見てもらいました。

■ジャンプSQ
原稿を見てもらっている間、アンケートみたいなのに記入させられます。

清書漫画が何回目か聞かれました。(私は二回目でした)
31ページの短編を持って行ったところ、これくらいのページ数は読み切りを描くにあたって丁度いいから、今後も読み切りを描くなら30ページ前後が望ましいとのこと。

以下言われた点。
・世界観を最初に掴みづらく、話に入り込みにくかった。(時代は現代ですが着物を着た主人公だったので)
・最後の敵が出てくるのが急
・作中で心境の変化があるキャラクターに感情移入させるエピソードがほしい
・絵は...まあ、十代なら(笑)
・カメラワークは悪くない
・どういったことをテーマにしたいのか、ひとつにしぼるべき
・↑プロットが数行で収まるように、何を書きたいかを意識するとよい

■サンデー
入るのに受付で渡されたカードをタッチする必要があります。(驚きました...)
編集部は6階なので、エレベーターで。
編集部にたどり着いても、案内とかはされませんでした。
近くにいた人に自分から尋ねました。ここはちょっと不親切に感じました。

アンケートはありませんが、初めて持込みした人には「持ち込みノート」が渡されます。
持ち込みするたびにそこに編集者が評価を記入してくれます。
絵、ストーリー、ギャグ等ABCDで評価します。少しのコメント付きです。

以下言われた点。
・よくわからない(第一声がこれでした。世界観の説明不足だったようです)
・キャラクターが多い。短編なら3,4人までが限度
・↑キャラの関係をセリフで説明するページが多く、繰る手が進まない
・表情はよく描けてる
・才能ない・・・いやなくはない・・・
・とりあえずもっと絵を描いて


どちらの編集者さんも30くらいの男性で、正直親身になって下さったとは言えない感じの方でした(笑)
お忙しいとは思うのですが...途中電話で抜けてしまわれましたし、待ち合わせ時間より遅い到着でしたので、少々残念です。

体験は以上です。
なんと言いますか、ろくに人に自分の書いた漫画を見せたことがなかったので、
色々と参考になったことはなったのですが・・・正直とても疲れました。
行った当日は結構へこみましたが、まだまだ頑張りたいと思います。
漫画家志望のみなさん、応援します。頑張りましょう。

更新:2015年4月10日