持ち込み体験談
リボンさん K談社(ですよね?)は確かにそういう会社です(編集者の質が低い)。 私もプロデビューの後、男性担当者からあまり連絡がないと思っていると、ある日雑誌に、不採用だったプロット内容とほとんど同じ漫画が掲載されていて、愕然としました。担当者が仕組んだ「盗作」です。 ヤマノさんの場合まだしもよかったのは、犯人に処罰が下された事(建前でなく、実際に退社させられている事を願います)。 私の場合はまだ世間知らずの地方の若者で、編集部に電話して問いただす勇気が出ませんでした。 しかしずっと心に引っかかっていたため、かなりの年月が経ってから、会社に電話して担当者の名前を言うと、(全く別分野の編集部へ移動していましたが)本人と話す事ができたので、強い口調でとがめました。 だけどそうですね、問題が起きた場合は「まず彼の上司に」話さなければならなかったのかもしれません。 ヤマノさんの対応のされ方が勉強になったと同時に、今でもそんな奴がK社には居座って編集者然としている可能性がある・・という事は、K社に関わるすべての作家達が知っておいたほうがよいです。それどころか年月が経っているので、下手をすると立場がついているかもしれません。(あぁ、後の人々のためにも・・あの時問題提起して潰しておくべきでした・・!) それだけではなく、K社に関してはセクハラ話も幾らか聞きました。 最初は認めてもらったし、「いい会社」の印象しかありませんでしたが、今では私の中でK社は「編集者の心構えの悪い会社」として固定したイメージになってしまいました。 ヤマノさんの痛み、痛いほどわかります。 特に漫画家は個人なので、侵害を受けた場合相談できる相手がいません。 これはこの業界の、今後の重い課題だと思います。
更新:2015年4月10日