持ち込み体験談
otomiさん 01/06/22某S学館さんへの持ちこみ体験談です。
私は関西在住なので、せっかく東京さ行くんだべからには(おっとなまりが)、
1社だけではもったいない、ここは本命以外のところにももって行って、
見てもらうだけでも見てもらおう、いろんな人の意見を聞こう、と意気込んでおりました。
で、何社か予約の電話をかけたのですが(かなり緊張しました)驚いたのは、
どこもとても丁寧!優しい!親切!ちゃんとしてる!ことです。
なんとなく漫画の編集部って・・・なイメージがあったので(どんな?)。
でも当たり前って言ったら当たり前のことなんでしょうね。
ちゃんとした会社なんだし。でも、見も知らぬ、どこの馬の骨か分からん奴に、
もしかしたらいたずらかもしれないというのに・・・とか疑心難儀?
ちなみにS学館さんは電話先でまず色々質問されます。年齢、マンガ描き歴etc。
結局、事情があってS学館さんしか見てもらえなかったのですが、
(間に合わなかったのです、原稿が(号泣))
ちょうど、その担当さんが漫画の専門学校の生徒の、卒業作品の批評の仕事のため
大阪に来られるということで、上京せずにすみました。
大阪の某ホテルのロビーで待ち合わせ、ホテルの喫茶店で見ていただけることになりました。
担当さんは、女史って感じのメガネの方。
目の前で自分の描いた原稿を見られるあの緊張といったら・・・!
それで、頂いたお言葉は「個性的すぎる」「***なんかどう?」
(はい、そこが本命だったんです。よくお分かりですね。
「*ロは?」えっ?ガ*ですか・・・!?)
「キャラに妙な色気があるので青年誌でもいけるかも」
「絵的には一定のレベルはクリアしている」
「うちはけっこうマニアなイメージがあるかもしれないけど、
一般的な少女誌を目指しているから・・・」
ページ数と登場人物の関係は私の持ち込んだのは16ページの作品だったのですが、
16Pだとドラマでいうと30分番組なので1カップルに重点を、
24Pなら1時間番組で1カップルと脇2人位、
36P以上なら1時間半乃至2時間で1カップルと脇4人位と
ドラマに例えてアドバイス下さいました。
など、1時間近くもお話していただけました。噂には聞いていましたが、
少女誌の担当さんは女の子キャラを「チャン付け」で呼ぶって本当ですね。
自分の描いたキャラをチャン付けで呼ばれるのって、恥ずかしいような嬉しいような・・・
ちなみにコーヒー代はおごって頂けました。(領収書きっておられましたが)
更新:2015年4月10日