持ち込み体験談
ユウナさん 05/06/20本日初めて持ち込みに行ってきました。出版社はスクウェア・エニックスさんです。大事だなあと思ったのは、当たり前のようですがちゃんとした敬語の言葉遣いと礼儀正しさです。
相手の顔が見えない電話でアポを取る時も、初めて個室で顔を会わせた時も、こちらから行って見てもらうという立場なので先に名前を名乗りました。すると相手の方も丁寧に対応してくださいました。電話越しにしろ何にしろ、礼儀正しいのは人間として当たり前ですね。
ここのサイトさんでいろんな方の体験談を読ませてもらい、かなりおっかなびっくりで電話し、持ち込みに行ってきました。
10分くらい震えながら待っていたのですが、隣の個室ではすでに他の方が持ち込みアドバイスを受けていたらしく、その話し声が聞こえる聞こえる・・・(笑)妙に圧迫感のある待ち時間でした。
私に当たった担当の方はとても優しく穏やかな物言いの方で、1ページ1ページ丁寧に読んでくださいました。
32ページの作品だったのですが、10分くらい時間をかけてじっくり読み、その後から1枚、また1枚と目を通していくという感じで。激しく悪い面を叩かれて凹んだということもなく、鬱気味だった私には幸運でした(苦笑)
みなさんの体験談を見、自分が直に経験して思ったのですが、私のように一発目からいい担当さんに当たるにしろ、そっけない担当さんに当たるにしろ、運が絡んできますよね。「運も実力のうち」と言いますが、あながち嘘ではないと思います。
一言に人間と言ってもいろんな方がいますし。時間をかけて丁寧に原稿を見てくれる方、ペラペラと興味なさげに見て終わる方、優しい言い方でアドバイスをくれる方、厳しい口調で講評される方……。
それに、見てくださった方との相性もあると思います。その方が興味を持って読める作品とそうでもない作品とが、当然のことながらあるでしょう。
担当さんと漫画の相性、担当さんと自分自身の相性とがあると思います。そこまで考えてしまうと複雑なのですが、きっと事実ではないでしょうか?
持ち込みに行って改めて気付いたのですが、世の中にはライバルがたくさんですね(笑)
私とは違う個室で、同時刻にいろんな人が漫画を見てもらっていたと思うと、自分ももっと頑張らねばと思います。帰る時にも持ち込みに来た人とすれ違ったりして、いろんな意味で緊張感の高まる一日でした。
結果として、その場で担当さんが私の担当になってくれるという嬉しいことになりました。しかしプロになるのが目標なので、今日一日舞い上がっていてもまたすぐ作品製作に戻ります!
更新:2015年4月10日