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私は、今年の9月に少年サ○デーに持ち込みをさせて頂きました。

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持ち込み体験談

春日さん 06/01/09

私は、今年の9月に少年サ○デーに持ち込みをさせて頂きました。
そこで注意されたこと、アドバイスなどを紹介します。

<注意されたこと・アドバイス>
■敵役が「可愛い」のは、ちょっと問題。
少年漫画なので、敵役は「ゾッ」とするくらい怖くてもいいと言われました。多少は、可愛くてもいいけど・・・敵役と思えないまでの可愛さはいらないと。

■意外性を狙わなくてもよい
私は、面白い漫画=意外性 だと思っていたので、作品のあらすじを考える頃から頭の中で「意外性。意外性」と、いつも意識していました。
作品を読んでもらった後に、編集者さんに「意外性をねらってみたんですけど」と言うと・・・「そんなに意外性を意識することはない」と言われました。意外性を意識しすぎて、作品が振り回されてる、とのこと。
どこにでもあるような、先がすぐわかるような話でも、コマ割りと表情を注意して書くことで、面白さは生まれてくるそうです。

■なぜ戦うのか??
少年漫画に欠かせないのが戦闘!!(※青春モノ等は別とします)
敵が現れ、主人公が敵を倒す。
では主人公は、なぜその敵と戦うのですか??
「なんとなく?」それとも「友人を殺されたから?」「復讐のため?」

私の持って行った漫画は、ここがかなり「あやふや」だったようです。
きちんと理由の設定をしましょう!!とのこと。

■説明
私の描いた漫画は、魔法使いの話だったので、魔法の説明をするシーンがあったのですが・・・私はそこで、ちょっとしたミスをしてしまいました。
その魔法の説明を、全て会話で終わらせてしまったのです・・・。
「説明を会話のみですると、読者が理解しにくいので、絶対に絵と文を一緒にするように」「理解しにくいと、読みたくなくなることがある」
と言われました。

■こんなことをしてみては??
漫画を読んだ後や、ドラマを見た後、映画を見た後などで、絶対に「ナニカ」思いますよね??
例えば「面白い」とか「感動した」とか「退屈だった」とか。
ま、なにを思うかは人それぞれだから、何でもいいとして・・・。じゃあ、何故あなたはそう思ったのか??
「面白い」と感じたなら「なんで面白いと感じたのか」「面白かったところはどこか」。それをいつも考えてみると良いよ、と勧められました。
(やってみているものの・・・難しいです。なぜそう思うのか、の答えがなかなかすぐには出てきません・・・)

以上です。参考になれば幸いです。乱文、失礼致しました。

更新:2015年4月10日