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持ち込み体験談

電気さん 06/02/22

いつもこの掲示板にはお世話になっております。
今回、講○社に持ち込みをしてきました。

歳も21歳と割と遅く、初めて漫画を描いたって事では言い訳にならないくらい絵も雑だったのですが、それでも見てくださいました。

問題点は予想してたとおり、
「絵が雑」
「ペンを握ってる時間が浅い」
「歳がちょっと遅い」
という点を軸に色々と問題指摘。凄く参考になりました。
持ち込みをする際は酷評であると聞いていただけに、なかなか。しかし、的を外しているわけではないので自分が気にしている事は鋭く突いてきます。
本当にうまくなりたかったので、どうしたらうまくなれるのかを聞いたところ、自分の場合は明らかな練習不足と物を描く時間が足りないという事だったので外に出て風景を描くとすぐ上手になる、と言われました。

途中、編集者さんが「ちょっと待ってね」と席を立ち数分、戻ってきたその手には生の原稿が。
本当はこんな事しちゃいけないんだけどね、って事で出来立ての生原稿と自分の原稿を比べて問題点指摘会。

ものすごく嬉、恥ずかしかったけど、これ程のチャンスはないと思い脳裏に焼き付ける勢いで原稿を見せて頂きました。やっぱり印刷して紙面に写る絵と違い、どのあたりで力を入れて描いてるか、トーンの使い方がくっきりと、ホワイトや修正した部分、ベタ等などが本当によく解りました。

「下手」
「雑」
「つまらない、『ハァ?』って感じ」
「基本以前の問題」
など、編集者さんは率直な意見を色々と言ってきます。でもそういった事でメゲて諦めるようではまだまだ弱い、と思います。実際、念願の漫画家になれたとしてもそれ以上の酷評を言われる日々が待っているのだと思いますから。ですが言われるがまま意気消沈して家に帰るのもあまりにももったいない、と思うので持ち込む際には思ってる事、聞きたい事を聞きましょう。


真剣な態度には真剣な対応をしてくれる、と私は思っています。

更新:2015年4月10日