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二度目の持ちこみに行って来ました。

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持ち込み体験談

ゆきのさん 03/01/15

二度目の持ちこみに行って来ました。
前回の教訓を踏まえ、今回は2社回りました。本当は三社行きたかったのですが、あちら様の時間の都合上、どうしても3社目まで回れなかったので…。

ふたつとも少女誌で、1社目は集英社さんです。
前回の方と違う方でした。
やはり言われたのは「主人公がどういう子か分からない」でした~☆
できるだけ元気のいい直情的な子…と言う点を意識したのですが。
それで、私は『漫画を普段読まない人でも読める、分かり易いかき方と内容』を意識していたのですが、その点は『対象年令は強く意識した方がいい』と言われました。その点で『描き方』が決まってくるそうなので…。
ただ、私の上記の目標に関しては『そう言う漫画は、あなたは描けますよ』と言われ、目標は一個クリアと言う感じです。
で、結構背景を気を使って入れたのですが、「主人公の女の子からすれば、好きな男の子を見ている時は彼以外見えてないから、背景はない方がリアルなんだよね」と言われ、おおそうか!!…と思いました。
「流れを先に作ってるから、キャラクターを無視して話を作っている」と言われ、骨身にしみました。台詞回しとか、都合で「言わせている」ところが確かにありました。『この人だったら絶対こうする、こう感じる、と言う点を大事にしましょう』と。
あとは『あなただけの個性を』と言う点を強く指摘されましたね。
思い込んでいること、私なりの見方など、くどい様な長い質問にも丁寧に答えて頂いて、自分の思い違いや考えの甘さ、未熟さを再び確認しました。

2社目は秋田書店さんです。
集英社さんは投稿もしたことがあったのですが、こちらには本当に初でした。でも、『プリ○セス』と言う雑誌を読んで、とても個性的な方ばかりだったんで素敵だなぁと思いまして。
ここでも実は上記と同じ事を言われました…☆ やっぱり…と思いました。

でも、ここでの一番の収穫は、『オーディションの星』と言う、漫画スクールのテキストを頂いた事です!! 初投稿・持ちこみの方には下さるそうなのですが、これすごくいいです(笑)!! 疑問が全て氷解しましたよー!(だからもう大丈夫とまで言えませんが・苦笑)
私は『り○ん』の漫画スクールに投稿して、指導用テキストや教材(?)を頂いたことはあったのですが、…えー、今までに読んだ『漫画用教材』の中で一番わかりやすかったです!!
これだけでも、色んな雑誌に持ちこみ(投稿)してみるモノだなぁと思いましたよ!
『キャラクターのインパクトの出し方・作り方』など、私が基本的にストーンと落としていた部分が、とっても具体的に出ていました。なるほどと思いました。私、何もわかってなかったんだなぁ、と思いました。

結局、2社とも、その雑誌に『投稿』して、(デビュー「するにしても」)『漫画スクールからのデビュー』と言う形をとるため、「こちらにこの作品を(批評後)投稿されますか?」と聞かれたので、2社目の秋田書店さんにお願いしました。
(ちなみに集英社さんでは「32枚は描けないと困ります」と言われ、秋田書店さんでは「うちは30枚以内が好ましいのですが」と言われ、各所の違いも知りました。ちなみに私の今回の持ちこみ、32枚でした。ちょっと、しまったなぁと…。)

今回の結果に関しての友人知人の励ましからも、色々学びました。
方法論は入手可能です。でも、それをどう自分で、人生経験とか練りこんでいくかは、本当に自分次第だなぁと痛感しました。

また頑張ります!!

更新:2015年4月10日