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初の持込をして参りました。

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持ち込み体験談

鹿子さん 03/04/19

初の持込をして参りました。私もこのコーナーを参考にさせていただい ていたので、お役に立てればと思い報告させて頂きます。
先ず、1週間ほど前に第一・第二希望の出版社に予約を取り、時間的にもう一社 回れそうだったので、都合が合うか確認の上希望誌の編集者へ予約を取り、一日 半で2社3誌回ることが出来ました。
ただ私は、漫画というか、作品と言うものを仕上げたのが初めてで、作品を一度 プロの方に見ていただき、今後どういうことをしていくべきなのか等のアドバイ スを伺いたいと思っていたので、投稿の用意(封筒など)はして行きませんでし た。
表現の仕方は違いますが、長所、短所ともに皆さんから同じことを指摘されまし た。特にストーリーについては、私(の作品)に足りないことを的確に批評して くださいました。全くの素人である旨を伝えると、私の作品については勿論、漫 画、漫画家について、大変丁寧にお話してくださって、感動すらしました。最後 に回った出版社では、ギリギリ賞に入れる可能性があるので、原稿を置いていっ てはどうかと勧められ、お言葉に甘えて投稿をさせて頂いてきました。
持込みはかなり悩んでの決断でしたが、再就職難で落ち込んでいた私にとって、 作品とだけでなく、私という人間とも向き合ってくださる編集者の方とお話でき 、また、今後の目標がクリアーになったという点で、本当に勇気を出して(恥も 捨てて)行動して良かったと思います。緊張してせっかくのアドバイスを聞き逃 してはなるものか!と書きまくったメモを片手に、次に投稿する作品のことを、 今はとても晴れやかな気持ちで考えています。
最後に、投稿より直接お話を聞きたいと思って持込みましたが、予想以上のもの を得られた気がします。それを生かすも殺すもあとは私の努力次第ですが、迷っ ておられる方には本当にお勧めします。確かに厳しいご指摘も多々頂きましたが 、そのショックも次の作品に繋って行くのではいかと思える位、とても貴重な経 験になりました。

更新:2015年4月10日