持ち込み体験談
たなかさん 03/08/092.3年前まで講談社をはじめいくつかの出版社に持ち込み投稿を していいたものです。幸いにして?はじめて完成原稿を持込んだ のが26才のころというのもあったかも知れませんが、話に聞く怖 いいびりなどということは全く無く、ぼくの至らない原稿をまえ にしてさえ、慎重な、相手の自尊心を傷つけまいとする社会人的 な対応をされていた方々ばかりだった様な気がします。もっとも ぼくの作品がひどすぎて批評以前という判断から、ビジターとし て扱ったほうが雑誌の利益につながるという考えもあったかもし れませんが(笑)。初めて持込をした時、担当の方に少なくとも 佳作にはなると太鼓判を押されたときは有頂天でしたが、 その 後一次選考にも残らなかったときの落胆といったら無かったです (笑)。(この経験が僥倖を当てにする悪いくせになったのです が。)ただ、同じように持ち込みをされていた若い男性が同じよ うに若い女性の編集者からかなり感情的に作品を批評されていた のに居合わせたことがありましたが、やはり持ち込み作品の至ら なさを自身のフラストレーションや自己顕示欲のはけ口にしてい る編集者もいると思います。 僕自身でいえばいつまでも進歩しない持ち込み作品や、しつこさ を熱意と勘違いして迷惑をかけてしまった編集者の方などに名誉 を挽回したい気持もあり、そのためには生活のお金を稼ぐのにか まけていないで作品を描かなきゃ!と思っている次第です。好ん で恥をかきにいくのはマゾでしょうか?(笑)
更新:2015年4月10日