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8月15日、

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持ち込み体験談

3子さん 03/08/18

 8月15日、あきた書店の「ぷりんせす」の方に原稿を見てもらいました。
 原稿は完成原稿ではなかったのですが、見てもらうことは出来ました。
 普段友達に読んでもらうのと違って、話の趣旨や作り方など深い所にも目を向けてもらえたので感激で鳥肌が立ってしまいました。
 まず画面の重さを指摘されました。コマが多く、書き込みが多いので画面全体が重くなってしまう、と言われました。少女漫画は画面の華やかさを重視するのである程度で書き込みを止めておくのも一つの手だと思います。
 わかりやすく描くということも指摘されました。回想場面の導入などは工夫は見られるが漫画を読みなれた人でないとわかり難い表現なので、きっかけのセリフを入れるとか、枠線を変えるといったテクニック的なものが必要なようです。
 また、自分の漫画は少女(中高生)向けと言うよりも成人女性向きだと言われました。少し視点が落ち着いてしまっているようです。しかし思いつくネタは様々で定まらない事を言うと、自分が得意とする方向性を見つけると同時にその方向性に自分をもっていくのも必要だと言われました。
 やはり漫画家は「自分の描きたいものだけ描く!」では成り立たないそうです。読者を意識し、今何がニーズにあっているのかを先取りする事も一つの手だと言われました。
 他にも様々な話をしていただきましたがすべて挙げるときりが無いので、実際もちこんで皆さんが自身で体験されるとよろしいかと思います。
 私はもう一度今回の作品を手直しして、読者年齢の高そうな所(「こーらす」とか「やんぐゆー」あたり)にでも持ち込もうを思っています。
お互い頑張りましょうね!

更新:2015年4月10日