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4コマまんが5ページのものを2本、

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持ち込み体験談

架夢心さん 03/10/22

4コマまんが5ページのものを2本、竹書房と芳文社に持ち込みをしてきました。

まずは、電話で予約。竹書房にかけて「そちらの都合の良い時間にお願いします」と言ったら12時を指定されました。
次に芳文社にかけるとむこうから、たてこんでいるので10時にと指定をされました。ちょうどよい時間間隔でラッキーだったと思います。

さて、当日、芳文社で受付をしてロビーにテーブルとイスがあるところで待つように言われたため、立って待っていました。
すぐに編集の方がいらして「なにも直立不動で待ってなくても」とちょっと笑われてしまいました(^^;
芳文社には以前にも持ち込みをしていて、面識のあった方だったからかも。
まずは原稿を見ていただきます。ときどき笑いをもらしてくださったので、緊張しつつもほっとしました。
批評は、2本のうち1本はネタはいまいちだけれど、ジャンルが面白い(他で見たことがない分野)、もう1本はジャンルはよくあるものだけれど、ネタは面白い。一長一短があると言われました。
絵のことも含めてひととおり批評をしていただいて、どちらかでネームをもっとだして欲しいと言われました。
どちらが描きやすいか自分でわからないと答えると、何本か描いてみて描きやすい方を選べばよいと言われました。
さらに、まずは、ネームの前にキャラ表を描いてFAXするという「宿題」を出されました(^^;
その後、「質問は?」という問いかけがあったので、持ち込みをしやすい(受け入れやすい)のは月のうちのいつ頃かうかがったり、これからの雑誌の方向性をうかがったりして話が終わった時には1時間ほどたっていました。

竹書房でも同様に受付後、ロビーのテーブルで待つように言われ、10分ほどして編集の方が来られました。
持ち込みをした雑誌の最新号を手にしておられましたが、すでに読みましたと伝えると、展示(?)してあった雑誌から1冊を持ってきて、「原稿を見ている間にどうぞ」と渡されました。
そうは言っても原稿を読まれている様子が気になってろくろく雑誌は読めませんでした(^^;
批評は、どちらもテーマがはっきり伝わってこないと言われました。
読者に伝えたいポイントを意識して描いたかなどと訊ねられました。絵についての批評よりも、内容に対する話が多かったです。
その後、同県の出身ということで地元話で盛り上がったりして、やはり全体で1時間ほどの時間になりました。

2社に同じ物を持ち込みをして感じたのは、雑誌によるねらいや編集の方によって、注目されるところ、批評されるところが違うな~ということでした。
竹書房ではすでに芳文社に行ってきたことを言ったのですが、いろんなところで見てもらうことをすすめられました。
どちらで言われたことも、もっともだなとうなづくことばかりで、ただ、これから先に向けて示された方向性は違っていたので、どちらに合わせていくかちょっと考えています。
ともかくは芳文社の方から出された「宿題」をこなして少しずつでも前に進んでいきたいと思っています。

更新:2015年4月10日