持ち込み体験談
ロックさん 04/03/06集英社のジャンプに持ち込みに行ってきました。
10分前ぐらいに、ついたんですがそのまま受付をして、待合い室(作品の持ち込み室ですね)で待ってました。
5分くらいで、電話で予約した時の編集さんが来てくれました。
そして、さっそく持ってきた原稿へ。
わたしはその間編集さんから渡されたアンケートを書いてました。(緊張してそれどころじゃなかったですが)
そして、結構早いスピードで見てもらって早速批評へ。
①絵柄は女の子が描いている少年漫画の絵柄。(しかし、これは悪い訳ではなく、すごい美少年にするか、デホルメするかと言われました)
②キャラクター(主人公)が弱い。
③サブキャラクターの役割が弱い。
④妖怪や幽霊がいるという前提で話が進んでる
⑥妖怪ものや、陰陽師系は出回っててジャンルとして難しい。
⑦主人公のエピソード(動機になっている所)が弱い。もっとエピソードを増やした方がいい。
⑧設定が言葉だけで具体的な例がない。
⑨終わり方はハッピーエンドで。(読者を意識して)
⑩デッサン力をつけるのと、もっとペン慣れを。
との事でした。
言われた事は、とにかく絵は下手でもいいから、強烈な主人公が欲しい。目新しいもの。わたしが今回持ち込んだものは、ありきたりでキャラが弱いと言われました。
やはり、キャラクターは強すぎるくらいなきゃだめだとゆう事と(強調と演出)、読み手を意識して、キャラクターとエピソードをもっと掘り下げてとの事でした。
わたしは女性なので、けっこう感傷的な所も作品にいれたので、(この作品は)少年誌的に大丈夫ですか?と聞いたら、大丈夫との事でした。ほー。
持ち込みの間は、かなり緊張してて、ただ頷くだけだったんですが、家に帰ってから思い出して、かなりためになったなーと思いました。
あと、事前に聞きたいことがあったら、準備をしといた方がいいです!家に帰ってから、しまった!!これとこれとこれ聞き忘れた!!!とか、結構思い出してブルーになりました(汗)
最後に今の自分のレベルは?と聞いたら、この作品では賞は取れないとの事でした。
最終候補にあと一歩かどうか。との事で、「最終候補にあと一歩じゃのってもあんまり意味ないから、記念に持ち帰りますか??」と聞かれましたが、「コピーとってあるんで、大丈夫です。賞にだして下さい」と笑顔で返したら、もってってくれました。
結局、褒められる所がなかったんですが、最後に↑のやりとりをしたら、「じゃあ、次はネームで、僕に持ってきてください。出来たら電話を下さい」との事だったので、もしかしたら、編集さんもたたいて、新人のやる気をみてるのかもしれません。
こうゆう事もあるので、「持ち帰りますか??」と聞かれても、負けずに(?)賞にだしてみて下さい。
持ち込みは、その雑誌がどんな漫画をもとめているのかや、自分の漫画の欠点があらわになるし、ためになる事が多いので、是非いってみて下さい。
更新:2015年4月10日