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持ち込み体験談

きのこさん HOME 04/11/08

初めまして。
実は半年ぐらい前に持ち込みに行ってきましたが、その後色々忙しくて思い出し思い出し書いています。

持ち込んだ先は集英社の週刊少年ジャンプ様。
電話した時もしどろもどろで、本当に心臓が口から出てきそうでした。
当日はものすごく不安だったのと、本人の希望もあり、友達に一緒に駅まで着いてきてもらいました。
ビルの前で思わず立ちすくみました。
デ・・・・・デカイ・・・・・
これが全国全世界に羽ばたくジャンプの出所なんだ・・・!!と
時間まで五分しかないのに感動。
そして同時に緊張。手のひらの汗腺が活発に活動しておりました。
時間通りに着いたんですが、予想通りお忙しい方らしく、10分くらい持ち込み専用ブース(?)の様なところで待っていました。
何回も持ち込みしているような方や、コーヒーを奢ってもらったらしい方もいらっしゃいました。
何故かコップは二人分その方が片づけてましたが(笑)

批評は、「・・・・ですよねぇ」と言う所ばかり。
持って行く前に完成原稿をかなり厳しく二人の友達に見てもらっていたので
だいたいの覚悟は出来ていたのですが、
結論からすれば「全部駄目」な所を
ストーリーを追って詳しく細かく1時間弱かけて話して下さいました。
想像以上の収穫で、終わった後もしばらく放心状態。
最後に「まだまだ若いのでこれからですよ」という励ましの言葉もかけてくださり、
本当に行って良かったと思います。

持ち込みって不安だ、と言う方も多いと思います。
が、投稿しても読んですらもらえない可能性もあるようです。
持ち込みなら確実に目の前で読んでもらえるし、たとえアドバイスが少なかったとしても
表情などから感想が読み取れるのではないでしょうか。
また、無視(読んですらもらえないのは無視ですよね?)されるよりはずっと良いと思います。
私のように「全部駄目」な作品でも、見て下さる方はきっといらっしゃるはず。
一作仕上げるのって凄く根性がいりますが、やり遂げたときの達成感はすごいですよ。

で、その後忙しくてやっと暇が空いたので、私も今月中に一作仕上げて来月持ち込みに行く予定です。
覚えて下さってるのか少々不安ですが、前回の方に見ていただこうと思ってます。

頑張りましょう。夢ならば。

更新:2015年4月10日