持ち込みとは
出版社へ自分の原稿を持ち込むことです。 編集者から直接的確なアドバイスをもらうことができます。 投稿と違い、同じ漫画を複数の出版社で見てもらえることが利点です。 持ち込みは通常数十分~数時間で終わるので、1日に複数の出版社へ持ち込みをすることも可能です (編集者の目にとまり、原稿を預けた場合はそこで終了です)。 アシスタントに興味がある場合はその旨を伝えると良いです。 出版社へ行く際の服装は普段着でOKです。編集者さんも普段着っぽい人が多いです。 ただし、社会人としてのマナーは守りましょう。
体験談はこちらをご覧下さい。
持ち込み方法
雑誌などで編集部の連絡先を確認し、電話でアポイントをとります。 原稿やメモ帳などを持って、時間厳守にて出版社へ行きます。 出版社では受付などで持ち込み先の雑誌名や担当者(電話対応された方)を伝え、 編集者さんが来るのを待ちます。 そして、原稿を見てもらいながらアドバイスなどをもらいます。 質問したいことなどは、あらかじめ考えておくと良いでしょう。 見込みがあれば、そのまま原稿を預けるか、指摘に沿って手直しをした後、 新人賞候補になったり、担当者がつくことになります。 また、作品に関係なく、持ち込みをした時点で必ず担当者がつく場合もあります。 担当者が決まったら、次回からはその人にアポイントをとります。 その後はネームの状態で持ち込みしたりします。
- 原稿(ネーム)完成
- 電話予約
- 出版社へ
- 受付さんに挨拶
- 編集者さんに挨拶
- 原稿を提示
- アドバイスなど
- 終了
出張編集部
イベント会場などで、漫画誌編集部に漫画の持ち込みや相談ができるブースがあります。
地方のイベントでも編集部に直接持ち込みができるメリットがあります。そこから新人賞などへ応募できる場合もあります。
出張編集部が開催されるイベントは下記などです。詳細は各イベント情報をご確認ください。
持ち込みの注意
マナー(出版社様から引用)
- 持ち込み先の出版社がどういうジャンルの本を出しているか、その中で自分が持ち込もうとしている原稿はどのジャンルに含まれるのか、くらいは予備知識として調べてください。
- 持ち込み原稿は完成したオリジナル作品を用意してください。
- 土日や祝日、深夜・早朝等、会社が営業していない時間に電話をされても誰も出ません。
- 学生だろうとフリーターであろうと、持ち込みに来られた方は社会人として扱います。社会人として常識ある態度・行動をお願いします。
原稿の保護
投稿の時と同様、原稿の扱いには注意が必要です。 原稿はビニールに包み、アルタートケース(プラスチック製ケース)などの原稿入れに入れて持ち運びをするのが基本です。
キャッチ?
持ち込みが終わり、出版社の外に出た時、漫画を見せてほしいなどと 言い寄って来るキャッチセールスのようなことがあるとの情報があります。 編集部以外の知らない人について行くのは絶対に止めましょう。
地図
講談社
集英社
小学館
関連リンク
更新:2016年3月13日