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2回目で

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投稿体験談

miyamotoさん

投稿の場合、返却してくれない可能性があったので、持ち込みしました。YJです。
1階のロビー脇が、持込してくる人たちの作品チェックの場として用意されていて、
コーヒーをいただけました。
やってきた男性は、今年入社したばかりという青年で、物腰やわらかく、私の作品もいろいろ褒めてくれました。ただページ数が多いという指摘で、20ページくらいが望ましいとのこと。とりあえずこの作品は今月の選考にまわしておきますと言われ、できれば来月も続けて持ち込みしてもらえば、そのやる気が評価され、入選の可能性も高くなるといわれました。
そこで言われたとおり、1ヶ月で22ページの作品を仕上げ、持込しました。
前回の分は、残念ながら落選です。
今回も同じ男性がきました。多分、最初にあった人が、そのままその人の担当になるんだろうと思いました。
その男性はとてもいいと褒めてくれましたが、審査は先輩の方々がするので、結果はわからないけど、とにかく続けて描くようにしてほしいといわれました。
それから2週間ほどした頃、その男性から自宅に電話があり、佳作に入選したと言われました。私の作品を編集長がプッシュしてくれたとのこと。
とてもうれしかったです。
ところが紙面には奨励賞の作品が掲載され、私の作品は受賞作一覧にあったのみです。
次の作品を仕上げ持込した際に、担当の男性に伺ったところ、作品掲載については、諸先輩の方々が決めているので、どうしても先輩たちが押す人のほうが優先されてしまうが、続けていればチャンスはあるのであきらめないでほしいといわれました。
しかしショックでした。
作品ではなく、偶然ついた担当の力の差によって、掲載されるかどうかが決められてしまうということに。

以上、投稿される方のお役にたてば、幸いです。

更新:2015年4月10日