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私は4年制の大学に通いつつ、同人活動と出版社持ち込みをして漫画を描いている者です。

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その他体験談

ノイノイさん 05/02/02

私は4年制の大学に通いつつ、同人活動と出版社持ち込みをして漫画を描いている者です。

こういうこと自分で言うのもなんですが、この進路が一番安全かつ確実だろうと思います。
大学生って学部にもよりますが、基本的にヒマなんですよね。
やる気があれば、年間150P程度は描けるはずです。
それに学内に漫画系のサークルがあれば、同好の士も得られるでしょう。

モチベーションを維持するのが困難だと思うなら、同人活動をするのもいいでしょう。
イベントに申し込んでしまえば明確な「締め切り」ができますから、いやでも筆が動きますよ。
私は同人誌と商業誌に貴賎はないと考えているので、「これが描きたい!」という明確なビジョンを持っているなら、
同人誌を作って世間に問うてみるのもいいと思います。
もっとも、漫画家という名誉がほしいなら、それは投稿なり持ち込みなりをするのが近道ですけどね。
それでも作品をたくさん描くことは技術の向上に直結しますから、同人活動はおすすめです。
また、言いづらいことですが・・・・・・長いスパンで見たときに
「4年制大学卒業者」と「漫画専門学校卒業者」では、世間の扱いが大きく違います。
極端な話、年収が100万単位で違ってくるでしょう。
「絶対漫画家になる!なれなかったら死ぬ!」って人でもない限り、経済的な束縛からは逃れられないわけで。
あと単純な話ですが、大学にいかないと大学の話は描きにくいですよ(笑)

もし進路に迷っている方がいたら、よく考えてみてください。
学校行きながらでも、仕事しながらでも漫画は描けます。
それで漫画家になれなかったからといって、「専門学校に行ってれば・・・」という後悔の仕方はないでしょう。
「私にもっとやる気があれば・・・」ってのが、そういう人の本音だと思いますよ。知人とか見てると。

もちろん、熟考した上で専門学校進学を選ぶのなら、その考えを否定するつもりは毛頭ありません。

更新:2015年4月10日